最近では、日本企業でも行うケースが増えているようです。
「印象が悪くなるようなことを言われたらどうしよう……」と心配になる人もいるかと思いますが、レファレンスーチェックで、「彼はいい加減なヤツですよ」などとマイナス情報を流される心配は少ないでしょう。
よほどの場合でない限り、トラブルになることを恐れて、対象となる人に関するポジティブな話が中心となるからです。
あたりさわりのない話しか出ないのであれば、レファレンスーチェックをする意味がないのではないか、と思う方もいるかもしれません。
しかし、そうでもないのです。
そこで、効果的なレファレンスーチェックのやり方をここで公開したいと思います。
それは、その人物がいかに優秀であったのか、という話をひと通り聞いたあとに、次のような質問をすることです。
「どんなに優秀な方であっても、完璧な人はいないと思います。
この人物は、あらたにどんなことを身につければ、今よりもさらに活躍するようになると思いますか?」それまで、何をとっても優秀な人であると相手が言っていたとしても、このような質問をすることで、隠された本音が聞けることがあります。
「あらたにどんなことを身につければ……」という質問に対し、それまで本人を褒めていたときの何倍もの時間をかけて、ネガティブなことを話しだす人が圧倒的に多いのは、興味深い現象です。
人は本来、他人を褒めるよりも批評するほうが好きなのでしょう。
このように、質問の仕方を少し工夫することで、レファンスーチェックは驚くほど効果的になるのです。
どこまで自分をアピールするか?。
「いいえ、私なんて」は禁句「いいえ、私なんて……」が口癖になっていて、面接の場でも頻繁に口にする人がいます。
この言葉は、発する人によってニュアンスが変わります。
ハリウッドの大物スター、例えば、クリントーイーストウッドあたりが、その実績や演技を絶賛されたときに、「いいえ、私なんて、まだまだです」と言えば、聞いた人たちは「今でさえスゴいのに、向上心があるんだな」とか、「あれだけの偉業を成し遂げたのに、鼻にかけないなんて素晴らしい」などと、よいイメージとして捉え、その謙虚さを好意的に感じるでしょう。
しかし、25歳の転職志望者が、面接官に「君、なかなかの売り上げを達成したんだね」と褒められたのに、「いいえ、私なんて、まだまだです」と言ってしまったら、相手はしらけてしまいます。
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